エステティック業界におけるヒト幹細胞培養液ブームの立役者、稲村元美氏のインタビュー内容を発表

【PR】この記事には広告を含む場合があります。

アンチエイジング株式会社(本社:東京都港区南青山、代表取締役:牛島 美樹)は、このたびエステティック業界におけるヒト幹細胞培養液ブームの立役者、株式会社グラツィア専任講師・稲村元美氏にブームの立役者、稲村元美氏にインタビューを実施。その内容を発表いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_1.png
株式会社グラツィア専任講師・稲村元美氏

ヒト幹細胞培養液やエクソソームは美容のプロフェッショナルやクリニック専売化粧品と親和性が高いです。一例を挙げると、エステティックの展示会では、「ヒト幹細胞培養液」や「エクソソーム」を配合したコスメを展示しているブースは大変に多く、ヒト幹細胞培養液化粧品への注目が高いことがわかります。自費診療のクリニックに向けた展示会でも、同様に出展が見受けられます。エステティック業界にヒト幹細胞培養液が広まった理由は、いち早く製品化した株式会社グラツィアと同社の専任講師である稲村元美氏によるものと考えられます。稲村氏の発信力によって、エステティック業界でのヒト幹細胞培養液は認知が高まりました。
エステティック業界におけるヒト幹細胞培養液の歴史そのものと言って良い稲村氏に、当社代表取締役の牛島がこれまでの取り組みについてうかがいました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_2.png
右:アンチエイジング株式会社代表取締役・牛島美樹

牛島:ヒト幹細胞培養液との出会いは?

稲村:2013年ごろ米国製のヒト幹細胞培養液が使用されているエステメニューがあること知りました。その時は細胞を培養するための培地を使って、肌に栄養素を与えるものか?と思っていました。ところがアンチエイジング社の前社長の野中さんより、ヒト幹細胞培養液という原料は、培地の中でヒトの幹細胞を培養して、その幹細胞が分泌する分泌物だということ、そしてその幹細胞培養液を配合した日本製のコスメを業界に先駆け製品化しないか?というご提案をいただいたのです。正直その時には「え、そんなもの化粧品に入れて良いの?そもそもヒト由来の原料なんて認可されるの?」と思いました。
当時、グラツィアではフリーズドライのプラセンタを使用した美容液をメインで取り扱っており、前職のエステサロンでは成長因子配合のコスメを使用していた為、サイトカインやグロースファクターについては知っていました。そこで幹細胞培養液について、さまざまな方法で情報収集してみて、野中社長のお話がようやく「なるほど!」と理解できました。

それから美容液の試作に入り、自分でも試してみたところ、これまでにはない効果を実感できたのです。しわやシミといった症状が改善することはもちろんですが、とにかく見た目年齢が明らかに若返るということが、ヒト幹細胞培養液とこれまでの化粧品と大きく違う点だと感じました。エステサロンのオーナーは自身が効果に納得しないと採用しないのが常ですが、商品セミナーで、私自身のビフォア・アフターの写真を使用したことで非常に説得力があり、次に、コスメを採用して下さったサロンオーナーにビフォア・アフターを撮っていただき、セミナーで公開したことで、信頼が増してサロン導入実績は順調に上がっていきました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_3.png
「当初はヒト由来原料ということで不安もありました」(稲村氏)

牛島:初めてエステティックの展示会に出展したのはいつですか?

稲村:グラツィアがヒト幹細胞培養液コスメを初めて展示したのは、2015年春の東京が最初でした。初日にプレゼンセミナーを開催し、「ヒト幹細胞コスメ」では初めてのセミナーにも関わらず、200名の定員は立ち見が出るほど注目されました。ただ、我々メーカーとしてはヒト幹細胞培養液の良さは理解できるのですが、それをサロンオーナーやエステティシャン、さらにコンシューマーに理解してもらうことにはとても苦労しました。そのため、最初の頃のセミナーでは徹底的に皮膚科学の基礎から話し、表皮や真皮、皮下組織、それを構成する細胞、その細胞を産んでいるのが幹細胞で、幹細胞が肌の中で分泌するたんぱく質を、コスメで肌の外から与えることで、肌の活性化や若返りが叶うと話を組み立てました。
当時すでに成長因子配合のコスメは広く使われていたので、成長因子を作っているのは主に幹細胞で、成長因子だけでなく様々な情報伝達が含まれているのが、幹細胞培養液であることを丁寧に説明することで、段々と理解してもらいました。他には、やはりヒト由来なので安全性についても、丁寧に説明することに努めました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_4.jpg
黎明期のバイブルとも言える『幹細胞美容』

牛島:当時はすでに植物幹細胞を使用したコスメや、幹細胞研究から幹細胞に働きかけるコスメなど、幹細胞関連のコスメが混在していて、みなさんの理解が追いついていない時代でしたね。

稲村:そうですね。ヒト幹細胞より数年前に、成長因子がノーベル賞受賞の美容成分だと言って「GF(成長因子)コスメ」が流行っていたこと、植物幹細胞コスメが先行していたこと、そして山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞されて、法整備が進んで「再生医療」が脚光を浴びるなど、「幹細胞」というキーワードが世の中でブームになっていたことも、当時のヒト幹細胞培養液コスメの普及につながっていったように思います。2014年から2015年にかけて、エステサロンのプロ専用コスメはパラダイムシフトしたと思います。
プラセンタや成長因子を超える最新の美容が「ヒト幹細胞コスメ」、そんな時代背景の中、グラツィアは2015年春にヒト幹細胞培養液コスメの美容液を業界に先駆け発売し、その年の秋の大阪ではクリームとバイオセルロースマスク、翌年春の東京ではローションとクレンジングというように、展示会に出展するたびラインナップを増やしていきました。こうしたグラツィアの動きに牽引されて、他社からもヒト幹細胞培養液コスメが次々に発売され、2016年の展示会以降は、ヒト幹細胞培養液コスメが乱立していました。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_5.png
「幹細胞の由来や濃度についてどのように思われますか?」(牛島)

牛島:ヒト幹細胞培養液が増えたことで由来の異なる幹細胞の培養液も増えましたが、どのように思われますか?

稲村:2016年に最初に起きたのは濃度合戦、そして臍帯血や骨髄、歯髄などの幹細胞由来と脂肪由来の違いを比較して優位性を語ったり、数種類の幹細胞培養液を組み合わせて配合するメーカーなど、売る側も買う側も何が良いのかわからなくなる中、やはり確かなエビデンスと安全性を提示できたのは圧倒的な強みでした。
グラツィアにも、他の原料会社から様々なご提案を頂くこともありますが、その時には「安全性と有効性を示せるデータを下さい」とお願いするようにしています。OEMで自社製品を開発される会社様から、複数の原料配合のご要望をいただくこともありますが、個人的には脂肪由来幹細胞の培養液で十分な効果が期待できるので、あえて他の由来の幹細胞培養液を組み合わせる必要性を全く感じていません。過去に原料を研究・製造されているLEE博士に違いをお聞きした時も、「どれも間葉系幹細胞なので由来によって効果に違いはない」とお答えをいただきましたので、ずっと脂肪由来幹細胞培養液を単独で採用しています。
要するに、「どこ由来」ではなく、「安全性の高い幹細胞を、誰が、どんな方法で培養し、培養液に何がどれだけ含まれていて、それをどのように肌にとどけるのか」が大事なのだと日頃から伝えています。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_6.png
「由来よりも、安全性の高い細胞で培養し、どのように肌に届けるかが大切です」(稲村氏)

牛島:今エクソソームが注目を集めていますが、エクソソームのセミナーも早かったですね。

稲村:19年に韓国を訪れてLEE博士の研究室に伺い、エクソソームについてご教示いただきました。話の内容に感動して、戻ってすぐのセミナーから、エクソソームの事を伝えました。今でこそエクソソームは注目されて、ドラコスでもエクソソームが配合されていますが、当時は「エクソソーム」を誰も知らなかったので、カプセルトイのカプセルを使って説明する等、色々工夫しました。ヒト幹細胞培養液のエクソソームについてのセミナーはどこよりも正確で早かったと思います。
ヒト幹細胞培養液のセミナーでいえば、野中元社長とご一緒に、初めての展示会プレゼンテーションに登壇して以来、約10年間で、年に数回は大きなセミナーで講演し、コロナ前は毎月会場での講習会、大手や中堅サロン様での研修、さらに個人サロン様へのプレゼンもかなりの軒数へ同行しました。コロナ禍以降はオンライン主流となりましたが、現在も月に数回は勉強会を実施して、ヒト幹細胞培養液コスメのセミナー・プレゼンを行った回数では、日本で一番多いと自負しております。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_7.jpg
アンチエイジング株式会社前代表取締役・野中とのセミナーの様子

牛島:現在は美容や健康面で予防についてもお取り組みを始めているそうですね?

稲村:はい、現在は健康美容医学Laboという一般社団法人でオンラインサロンを中心に「エイジングケアマイスター(R)」というライセンスを広めたいと思っています。
もう30年業界に携わり、今エステティック業界は過渡期にあると思っています。何かに特化した専門店であることをお客様は重視していて、美容だけではなく、病気のメカニズムを学び生活習慣病の予防と共に、人のストレスの8割以上と言われる、人間関係やコミュニケーションの悩みまでサポートできるような「エイジングケアの専門家」として活躍する人のコミュニティを作りたいと考えて、「エイジングケアマイスター(R)」オンラインサロンを主催しています。例えば、痩身に対して美容の観点だけではなく、病気を予防することを目的に生活習慣を変えることで、結果的に健康になり痩せる。シミ・シワをどうにかしたいではなく、光老化や炎症など老化加速の要因をしっかり理解してスキンケアを提案する。
さらに、「自分と自分以外は違う」ということを受け入れ、一人ひとりの個性に合ったコミュニケーションスキルを身に着ける。など、今まで携わってきたエステティックとは少し違うアプローチで、「サクセスフルエイジング=良い人生を送り、天寿を全うすること」に取り組みたいと思っています。

牛島:早くからヒト幹細胞培養液の良さを知って長年使い続けてみて、ヒト幹細胞培養液について使い続けることをどう思いますか?

稲村:グラツィア製品の試作時から約12年使い続けていますので、おそらく日本で一番使い続けているうちの一人だと思いますが、もう一生止められないですね。ヒト幹細胞コスメを購入する層は、エイジングケアをしたい年代が中心だと思われるかもしれませんが、むしろ若い時から使うことで、若い細胞を維持でき、本当の意味でエイジングケアできるのです。私も過去に戻れるなら、18歳の時の自分に「今すぐ使いなさい!」とアドバイスしたいです。ヒト幹細胞培養液以降も、さまざまな化粧品原料がリリースされていますが、個人的にはヒト幹細胞培養液以上の美容成分は当面出ないと思っています。というより、何を使ってもヒト幹細胞培養液を使わないと、他の効果も発揮できないと思います。

牛島:本日はありがとうございました。

稲村:こちらこそありがとうございました。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/542757/LL_img_542757_8.png
「18歳の自分に今すぐ使いなさい!とアドバイスしたいです」(稲村氏)

■インタビュー先の会社概要
株式会社グラツィア
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-27-17 いちご南池袋ビル6F
電話:03-5957-1531

一般社団法人健康美容医学Labo
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-12-1
代表理事:稲村元美

詳細はこちら

プレスリリース提供元:@Press

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ