プロメトリック、AIによる本人確認を行う受験者の自動認証システムを導入!

【PR】この記事には広告を含む場合があります。

コンピューターを用いた試験配信(CBT、Computer based testing)・評価ソリューションのプロバイダーとして日本国内最大手であるプロメトリック株式会社はこの度、テストセンターの受付における受験者の自動認証システムを導入、本社併設の御茶ノ水テストセンターで運用を開始しました。

他人によるなりすましを99.99%検知

このシステムは、公的機関が発行する本人確認書類のうち運転免許証、マイナンバーカード、パスポート(日本国政府発行のもの)、外国人在留カードのICチップ内または券面上の顔写真と、それを持参した受験者本人の顔とをAIエンジンによってマッチさせ、本人確認を行うとともに予約システム内の予約情報と照合を行い、正当な受験者であることを認証するというもので、認証に要する時間はおよそ10秒強、他人によるなりすましを検知する率は99.99%に上ります。
このようなAIを用いた認証システムを、CBTが行われるテストセンターの受付に導入するのは日本で初めての試みで、デジタル庁をはじめ日本国政府が推進するデジタル化政策に対して教育関連業界でいち早く先行的に対応した取り組みの一つです。

受験者・テストセンタースタッフの負担の大部分が解消!

従来、テストセンターの受付オペレーションにおいては、スタッフが本人確認書類の真偽を確認した上で券面上の顔写真と受験者本人の顔とを目視で照合することで本人確認を行い、さらにその本人情報を受験予約システム内の予約情報とやはり目視で突合することにより「正当な受験者本人」であることを最終確認する、という複雑な手順になっており、受験者1名につきおよそ2分を要し、各試験それぞれの受験シーズンのピーク時においては受験者の待ち行列につながるとともに、テストセンタースタッフにとっても大きな作業負担となってきました。
この認証システムの導入により、こうした受験者・テストセンタースタッフの負担の大部分が解消されるとともに、各試験の主催団体にとっては、人間の経験やカンが介在しない自動認証によってなりすまし受験等の不正が排除されて試験の公正性が向上し、社会的信認のさらなるアップにつながるなど、多くの福音がもたらされます。

全国各地に展開するパートナー会場に順次展開予定

プロメトリック株式会社では、この認証システムを川崎、名古屋、大阪に存在するプロメトリック直営テストセンターに年末までに導入を完了し、その後は全国各地に展開するパートナー会場に順次展開していく計画です。また受付のプロセスに留まらず、テストセンターでのオペレーション全体を大幅に自動化・デジタル化し、「ほぼ無人で(注)完全にデジタルなテストセンター」を目指す構想です。

(注:機器のトラブルや操作方法が不明の時等に対応するためのスタッフは、最低1名常駐しています)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ