川崎市の感染症発生動向調査結果を発表(第18・19週)

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更新日:2026年05月15日|出典:川崎市感染症発生動向調査(川崎市健康安全研究所)

本記事は、川崎市健康安全研究所が実施する感染症発生動向調査の最新データをもとに、川崎市民向けにわかりやすくまとめたレポートです。今回は2026年第18週・第19週(4月27日〜5月10日)の報告数をお届けします。ゴールデンウィークをまたぐ期間のデータとなっており、人の移動や集会が増える時期として感染動向に注目が集まっています。最新の状況を把握し、日々の感染予防にお役立てください。


もくじ

今週の感染症発生状況

以下の表は、川崎市内の定点医療機関から報告された疾患別の報告数です。「前週(第18週)」と「今週(第19週)」を比較できます。

疾患名 前週(第18週)報告数 今週(第19週)報告数 傾向
インフルエンザ 85 72 📉 減少
感染性胃腸炎 124 118 ➡️ 横ばい
溶連菌感染症 42 38 📉 減少
マイコプラズマ肺炎 18 22 📈 増加
RSウイルス感染症 31 35 📈 増加
手足口病 15 24 📈 増加
ヘルパンギーナ 8 12 📈 増加
水痘(みずぼうそう) 11 9 ➡️ 横ばい

※報告数は川崎市内の定点医療機関からの報告に基づくものです。市内全体の患者数を示すものではありません。

今週のポイント:夏型感染症が上昇傾向に

インフルエンザと溶連菌感染症は前週より減少し、春の流行ピークを過ぎつつある様子がうかがえます。一方で、手足口病・ヘルパンギーナ・RSウイルス感染症・マイコプラズマ肺炎の4疾患はいずれも前週より報告数が増加しています。特に手足口病は前週比で約60%増と目立った上昇を示しており、今後の動向に注意が必要です。感染性胃腸炎は引き続き高い水準で推移しています。


川崎市民が注意すべきポイント

🤲 手洗い・手指衛生を徹底しましょう

手足口病・ヘルパンギーナ・感染性胃腸炎はいずれも接触感染・飛沫感染が主な感染経路です。外出後・食事前・トイレ後はもちろん、子どもの世話をした後にも、石けんと流水で30秒以上しっかり手を洗う習慣をつけましょう。アルコール消毒だけでは効果が限定的な場合もあるため、流水での手洗いが基本です。

👶 小さなお子さんをお持ちの保護者の方へ

手足口病・ヘルパンギーナ・RSウイルス感染症は、乳幼児が特にかかりやすい感染症です。保育園・幼稚園など集団生活の場での感染拡大が起きやすい時期に入ってきました。お子さんに発熱・口の中の水ぶくれ・手足の発疹・ぐったりした様子などが見られた場合は、早めに小児科へ相談することをお勧めします。また、タオルの共用を避け、おもちゃや手すりなどの消毒も有効です。

😷 マイコプラズマ肺炎・RSウイルス感染症への対策

マイコプラズマ肺炎は長引く乾いた咳が特徴です。学童期の子どもに多い一方、大人にも感染します。RSウイルス感染症は乳児では重症化するケースがあります。咳エチケット(マスクの着用、咳・くしゃみの際に口と鼻を覆う)を意識し、症状がある場合は人混みへの外出を控えましょう。

🍽️ 感染性胃腸炎の予防

感染性胃腸炎は依然として高い報告数が続いています。食材の十分な加熱調理、生ものの取り扱いに注意し、調理前後の手洗いを欠かさないようにしましょう。家族の誰かが発症した場合は、トイレ・洗面所などの共用場所を次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒することが感染拡大防止に効果的です。


感染症が疑われる場合は

⚠️ 感染が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
本記事は情報提供を目的としており、医療上の診断・アドバイスを行うものではありません。症状が気になる場合は、自己判断せず必ず医師にご相談ください。

こんな症状が続く場合は医療機関へ

  • 38℃以上の発熱が2〜3日以上続く
  • 強いのどの痛み・飲み込みにくさがある
  • 手・足・口の中に水ぶくれや発疹がある
  • 激しい嘔吐や下痢が続き、水分が取れない
  • 咳が1〜2週間以上続く
  • 乳幼児でぐったりしている・呼吸が苦しそう

川崎市の相談窓口

  • 川崎市救急・健康相談(#7119):急病・けがの相談、救急受診の目安を24時間案内
  • 川崎市こども救急相談(#8000):夜間の子どもの急病に関する相談(毎日18時〜翌8時)
  • 川崎市健康安全研究所:044-276-8280(感染症に関する情報提供)
  • かかりつけ医・地域の小児科・内科:受診前に電話で症状を伝えることをお勧めします

出典・データについて

本記事のデータは、以下の公式情報をもとに作成しています。


【免責事項】本記事は川崎市の公式発表データに基づき、市民への情報提供を目的として「かなレポ川崎」編集部が作成したものです。医療上の診断・治療を目的とするものではありません。データの解釈や最新情報については、必ず川崎市健康安全研究所の公式発表をご確認ください。また、報告数は定点医療機関からの報告に基づくものであり、市内の全患者数を示すものではありません。


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